けんちん汁

11時ぐらいだったかな。

入り口から入って来るなり、
「旦那さん、旦那さん」と呼ぶ声。

知らない声だ。

しかも「旦那さん」って誰?

社内に1人しか居なかったので、
目配せすることも出来ず、
受付に出てみた。

小さなお盆の上に、
ラップがかかったどんぶりが1つ。

近所に住んでいる、
見知らぬお婆ちゃんでした。
「作り過ぎてしまったので、食べて欲しい」とのこと。

油揚げ、ニンジン、ゴボウ、サトイモ、鶏肉。
お出汁も染み込んでいて、激うまです。

都会なら心配しちゃうところでしょうが、
田舎だから気にせずご馳走になりました。

ある意味、
知らないところに飛び込んで来たのだから、
良い度胸だよなぁ?と思います。

この景気ですから、
自身も勇んで飛び込み営業でも何でもやろうと、
暖かいけんちん汁に舌鼓を打ちながら、
そんな気概まで頂戴しました。

ご馳走様でした。