ちまたには企業間で健全な取引が行えるよう、
相手企業の経営状況を判断してくれる会社があります。
企業信頼調査会社です。
例えばパソコンとプリンターなどのハード類と、
何らかシステムをセットでウン百万なんて価格になった場合、
リースを希望されるとリース会社に審査依頼を出します。
大手企業なら別でしょうが中小企業ともなると、
リースが通らないなんてことも珍しくありません。
でも、信販会社Aがダメでも信販会社Bなら大丈夫なんてことが、
実は良くあります。
入社4年目ぐらいだったかな。
あるクライアントがなかなか審査を通らなくて、
私とクライアントの担当者では意気投合していたものですから、
かなり焦った記憶があります。
どうやってお断りをしようなんて...。
最終的には、審査を通り問題無しなんですけどね。
信販会社も何らかの方法で審査する為の資料を集めており、
データを蓄えているのが、企業信頼調査会社なんでしょう。
そんな信頼調査会社から面談の打診が入りました。
知人の先輩経営者の話しでは、
決算書さえ開示できれば、別に逢う義務は無いとのことでしたが、
私自身が話しをしてみたいということもあり、逢ってみました。
多くの経営者と逢い、そして話しが出来る商売ですから、
面白そうですよね?
会話の中で1つ印象に残ったのが、
市内のインキュベーション施設を利用する企業に対して、
市内の他企業がどういう印象を持っているかです。
これは私の立場では知りえません。
「県内の他企業は期待してませんよ」でした。
その方がどのような意図で教えてくれたのか、私には判りません。
顔色を伺っていたのか、それとも単なる雑談のつもりなのか。
ただ1つ云えるのは、経営者は順調だからと浮かれたり、
悪いからと下を向いたら失格です。
真摯に耳を傾けることはあっても、
周りの声で一喜一憂することは一切ありません。
そんな周りの声などが聞けただけでも、
お逢いした甲斐があったというものです。
