食料自給率40%を解決するには

日本の食料自給率はご存知のように大変低いです。
約40%程度なんだとか。

先進国では韓国と良い勝負で、つまり著しく低い。

「自給率が低いことがダメなのか?」との議論は抜きにして、
「どうして下がったのか?」や、
「どうやったら上がるのか?」を考えてみる。

農業政策の失敗とイメージ戦略の不備が上げられます。

農業が儲からないって思っている方が居ると思いますが、
実は必ずしもそうではありません。
農業に従事しながら、ポルシェやフェラーリに乗ってる方も居る。

そしてそのような方は努力をしており、
例えば台風で○○地方に大被害なんてなっても、
全滅を間逃れていたりします。

また品種改良や育成技術に労力を惜しまない方が居り、
どの集落にも大抵、その業界では一目置かれる人材です。
尊敬を集める、ご意見番のような方。

農業も他の業種と同様、儲けることも出来ますし、
また突き詰めていく魅力があります。

さて農業政策において、
農業をやればとりあえず食えるようになっています。
その為、上記のような努力を惜しむ方も大勢居ます。
つまりピンキリになっている。

そんな農業政策が結果的に、
農業って儲からないって思わせる原因でもあるのかなと。

それに付随し、
良いモノと悪いモノがごっちゃになって売れられてる現状がある。

例えば、八百屋や魚屋があった時代は、
主婦から「昨日買った○○産のトマト、甘くないわよ?」なんて、
参考になる声が上げられる。

それが小売業者から流通業者に伝わり、
最終的に産地まで行き着き改善に繋がる。

しかし、スーパーマーケットなどコミュニケーションが無くなると、
消費者の声は上がりにくい。
大量消費でトマトはトマトで一緒にされる。

店頭に並ぶ際、美味しいトマトと普通のトマトは一緒に扱われ、
生産者の努力が報われない。
つまり、トマトをどんなに美味しく作ろうとも、
スーパーに並べば2個100円は変わらないのだ。

値段を追求する我々消費者にも責任がある
生産者がモチベーションを保つ仕組みが必要

上記の参考になるか判りませんが2例ほど。

宇都宮にはろまんちっく村と呼ばれる第3セクターがあり、
そこで地場野菜を売るコーナーがあります。
同じ値段で並ぶネギですが、ちょくちょく利用して仲良くなると、
「どのネギが美味しいですか?」と聞けるようになります。

すると「○○さんのネギはは土が良いからね」なんて教えてくれます。
こんなの野菜を見ただけじゃ判らないでしょ?
「土」ですよ「土」?
これこそプロの世界ですね。

そういう差の存在を、我々消費者も知らないといけない。

さて、ちょいと本業に近づいてみますが、
有機野菜などを通信販売するサイトで、OISIX(オイシックス)がある。
そこでは消費者の味がこえてきており、
「○○産のカボチャ」ってくくりでは終わらずに、
「○○さんが作ったカボチャ」なんてところまで細分化されている。

消費者の声はメールを通じて生産者に届き、
生産者のモチベーションはおのずと上がります。
また、「このホウレンソウはソテーにすると美味しいです」なんて、
生産者からのお勧めの食べ方なんてのも消費者に届けることが出来る。

OISIX(オイシックス)の高島宏平社長から、
「1980円のお試しセットがありますので試してください」との事です。
機会がありましたら皆様どうぞ。

さて、今後はますますトレーサビリティーが進んでいくのかなと。
小売店に並んだ商品からQRコードで、
誰がいつどうやって作ったかが判るようなものです。

キーポイントは、生産者の地位向上かなと。
生産者と消費者の距離(論理的)を近づけることかなと。

ITなんてのはその為の道具に過ぎないんです。