育てる仕組み

知人と、近所の牛丼屋さんで夕食。

昨晩テレビで放映されていたという、
ある若者のことが話題に上りました。

私は番組自体は見ていませんので正しいことは判りませんが、
聞いたところによると...。

 ドロップアウトした若者が、
 日雇い労働者として働きながら、
 漫画喫茶で生活するというもの。

 例えば、日8000円の儲けがあり、
 夜中に1000円の漫画喫茶で朝まで過ごす。
 差分は自由に使えるので生活できる。

 アパートを借りるにはちょっとお金が足りない。
 敷金や保証も無いが、
 漫画喫茶なら手持で何とかなる。

そんな話しを聞いていると、
「再チャレンジの難しさ」を痛感します。

例えば、中途採用で雇用したとします。
異業種へのチャレンジ。
本人は凄くやる気があっても、
実際に損益分岐点を越えるには半年程度、
場合によっては1年ぐらい掛かる場合もあります。

個人差もありますが、
最初の数ヶ月はビジネスマナーや技術云々などと教えていると、
とても利益がどうのなんて状態はなかなか...。

「トライアル雇用」なんて仕組みもありますが、
しっかりした雇用を目指す企業の立場からすると、
その助成は実に微々たるものです。

会社側も「あくまでトライアルだから」と、
そういう姿勢で迎え入れると、
働く側はそれなりのお金しか貰えないところも多いとか。

とてもバランスが悪いです。

そうなると中小企業で挑戦者を迎え入れるのは、
「経験者で何でもお任せの方」とならない限り、
結構難しいものです。

未経験者でも安心してトライできる仕組みが出来ると、
単純作業に固執することなく、
技術の向上を目指すことも可能となります。

結果的には中途採用者にも門戸が広がり、
雇用も拡大するんじゃないかと思いました。

(以下1/31加筆)
【asahi.com be Report】
「東京・蒲田25時 いすで眠り仕事は日雇い ネットカフェが僕の家」(2006/12/23)参考